犬の気持ち ～完結編～

犬が餌をたべないことは前述したとおり。
正確には「食べるがガツガツしていない」という表現が正しい。

1日1食しか食べない。

見た目は元気だが、さすがに心配になったので一昨日妻が獣医のもとを訪れた。

診察結果は問題なしだが、内蔵の検査のため血液採取。

昨日妻が結果を聞きに行ったが、やはり異常なし。

オスの成犬のわりに体格は小ぶりだが体重も標準値内。


飼い主の心配をよそに、本人（犬）は血を抜かれようが、自転車の前かごに乗せ
られようが全く平然としている。

獣医いわく、「この子は姿勢も毛並みもよく、血統がいいようだ、もしかしたら自分で
体重コントロールができるのかもしれない」とのこと。

嘘だろう？でもたまにそういう性格の犬がいるらしい。

もしかして大物？

たしかに血統証を見てみると、祖父がアメリカのチャンピオン犬、父親もチャンピオン犬。
（どこのどの程度の大会かは知りません）

16万円もしたからなあ。

衝動買いで値札を見ずに買ったのでカードを切るときに非常に高額を出したことに
気づくも、「子供も気に入っているし、かわいいからいいや」みたいな。

なんかすごい血統の犬を大したしつけもせずに「普通の家庭犬」にしてしまっている
ようだ。

子供たちにもみくちゃにされながらも文句ひとつ言わずに耐えている犬の姿を見るに
皆が「幸せならいいか」と一人つぶやく。